WordPressを手動でインストールする方法

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WordPressを手動でインストールする方法を1つずつ丁寧に解説しました。手動インストールのメリット/デメリットから準備するもの、インストール手順まで幅広く説明しています。

手動インストールとは?

WordPressの手動インストールとは、データベースを自分で用意してセットアップすることです。

サーバーにWordPress本体のファイルをアップロードし、データベースを作成して接続させます。

手動インストールのメリット/デメリット

手動インストールのメリットとデメリットを挙げました。

メリット

デメリット

簡単インストールと手動インストールの違い

簡単インストールと手動インストールの違いを表にまとめました。

簡単インストール手動インストール
WordPressのバージョンサーバーにより異なる任意のバージョンをインストール可
データベース名/パスワード自動で決まっている場合がある任意の内容に設定可
FTPツール不要必要

簡単インストールについては以下の記事をご参照ください。

用意するもの

手動インストールするためには以下のものが必要です。準備しましょう。

レンタルサーバー

WordPressがインストールできるレンタルサーバーを用意します。レンタルサーバーの選び方は以下の記事でご紹介しています。

レンタルサーバーのうち共有サーバーを一覧化しました。サーバーを選ぶ際にご利用ください。

ドメイン

サーバーから付与されたサブドメインか、もしくは自分で独自ドメインを用意します。

独自ドメインの場合は事前にネームサーバーの設定をしておきます。

FTPソフト

WordPress本体のファイルをサーバーにアップロードするためにFTPクライアントソフトを用意します。

無料のFTPクライアントソフトとして以下のようなものがあります。

手動インストール手順

WordPressを手動でインストールするには以下の7つの手順を行います。

1. WordPressをダウンロードして解凍する

WordPress本体のファイル一式をダウンロードします。ダウンロード方法は以下の記事をご参考ください。

ダウンロードしたzipファイルを解凍します。Windows 10の場合、zipファイルを右クリックしてすべて展開を選択します。

すべて解凍

展開ボタンをクリックします。

圧縮フォルダーの展開

「wordpress」というフォルダーが作られます。解凍が完了しました。

WordPress展開フォルダ

2. データベースとユーザーの作成

WordPress用のデータベースとユーザーを作成します。サーバーによってデータベースを作成できる方法が異なります。

サーバーのマニュアルを確認しましょう。

データベースはcPanelなどのコントロールパネルやphpMyAdminから作成することができます。

cPanelの場合

cPanelにログインします。

cPanel

MySQLデータベースウィザードをクリックします。

MySQLデータベースウィザード

データベースを作成します。

  1. 新しいデータベース名を入力します
  2. 次の手順ボタンをクリックします
データベース名

データベースユーザーを作成します。

  1. ユーザー名を入力します
  2. パスワードを入力します
  3. パスワード(再入力)を入力します
  4. ユーザーの作成ボタンをクリックします
データベースユーザーの作成

ユーザーをデータベースに追加します。

  1. すべての権限をチェックします
  2. 次の手順ボタンをクリックします
ユーザーをデータベースに追加

データベースの作成が完了しました。

データベースの作成完了

3. サーバーへのファイルアップロード

FTPソフトのWinSCPを使ったファイルのアップロード方法を紹介します。

まずFTPホスト/FTPユーザー/FTPパスワドを入力してサーバーに接続します。

  1. サーバー側でWordPressをインストールしたいディレクトリーを開きます
  2. ローカルにあるWordPressフォルダ内のファイルをすべて選択します
  3. アップロードボタンをクリックします
アップロード

ファイル一式がサーバーにアップロード(転送)されました。

アップロード完了

4. WordPressのURLにアクセスする

ブラウザでWordPressのファイルをアップロードしたURLにアクセスします。アップロードした場所によってURLが異なります。

ルートディレクトリ(ドキュメントルート)にアップロードした場合、「https://example.com/」のようなURLになります。

サブディレクトリにアップロードした場合、「https://example.com/wp/」のようなURLになります。

さあ、始めましょう!をクリックします。

情報の準備

5. データベースの情報を入力する

データベースに接続するための情報を入力します。

  1. データベース名を入力する
  2. データベースのユーザー名を入力する
  3. データベースのパスワードを入力する
  4. データベースホスト名を入力する
  5. テーブル接頭辞(1つのデータベースに複数のWordPressを作動させる場合)を入力する
  6. 送信ボタンをクリック
データベースの情報入力

WordPressがデータベースと通信できるようになりました。インストール実行ボタンをクリックします。

インストール実行

6. ブログの情報を入力する

WordPressのインストールに必要な情報を入力します。このプロセスは5分間インストールと呼ばれます。

  1. サイトのタイトルを入力する
  2. ユーザー名を入力する
  3. パスワードを入力する
  4. メールアドレスを入力する
  5. 検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする場合はチェックする
  6. WordPressをインストールボタンをクリック
必要情報の入力

7. 管理画面へのログイン

WordPressのインストールが成功しました。ログインボタンをクリックします。

インストールの成功
  1. ユーザー名を入力する
  2. パスワードを入力する
  3. ログインボタンをクリックする
ログイン

WordPressの管理画面にログインできました。

WordPressのインストール完了

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