WordPressが18周年を迎える(WordPressの現状と今後の展望)

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WordPressは2021年5月27日で18周年を迎えました。WordPressに関する統計を見ながらWordPressの現状と今後の展望についてまとめました。多くのWebサイトに使われているCMSであるWordPressについて今一度振り返ってみましょう。

WordPressの18回目の誕生日

WordPressの誕生日は5月27日です。2003年5月27日、最初のバージョンであるWordPress 0.7がリリースされました。

最初にリリースされてから2021年5月27日で18歳を迎えました。

バージョンごとのリリース日を詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

18周年のイベントはある?

10周年の際には大規模な誕生日イベントがありました。18周年では目立ったイベントは今のところ開催されていません。

20周年で盛大にお祝いしましょう。

WordPressの現状と今後の展望

WordPressに関する統計を見ながら現状を分析していきます。またWordPress.orgから発表されている今後のロードマップについても紹介しています。

現状

Webの41.6%・CMSの64.9%で使用

W3Techs.comによるとWordPressはすべてのウェブサイトの41.6%で使用されています。CMSの市場では64.9%のシェアを占めています(2021年5月28日時点)。

WordPressの使用率

2011年以降のWordPressの使用率・市場シェアの推移は以下の通りです。

日付WordPressの使用率
(すべてのウェブサイト)
WordPressの市場シェア
(CMS)
2011年1月1日13.1%55.3%
2012年1月1日15.8%54.3%
2013年1月1日17.4%54.8%
2014年1月1日21.0%59.8%
2015年1月1日23.3%60.7%
2016年1月1日25.6%58.8%
2017年1月1日27.3%58.5%
2018年1月1日29.2%60.0%
2019年1月1日32.7%59.7%
2020年1月1日35.4%62.1%
2021年1月1日39.5%64.1%
2021年5月28日41.6%64.9%

すべてのウェブサイトでWordPressが50%以上使用される日も遠くありません。

1年に3%ずつ増えていけば2025年には50%を超えるでしょう。

58,000以上のプラグイン

2021年5月28日時点、58,633個のプラグインが公式ディレクトリに登録されています。

プラグインはインストールして有効にするだけで様々な機能を簡単に追加することができます。欲しい機能を探してみましょう。

58,000以上のプラグイン

8,000以上のテーマ

2021年5月28日時点、8,371個のテーマが公式ディレクトリに登録されています。

数多くのテーマが用意されているので自分の好みのデザインにすることができます。

8,000以上のテーマ

公式ディレクトリ以外にもさまざまなテーマが提供されています。おすすめのテーマをご紹介します。

40%以上のユーザーが最新版を使用

WordPress.orgのStatisticsによると40%以上のユーザーが最新のWordPress 5.7を使用しています。

最新版にアップデートすることでセキュリティが強化されたり、新しい機能を使用することができます。

WordPressのバージョン

今後の展望

2021年のロードマップ

現在計画されているバージョンのリリース予定です。計画段階なので変更される可能性があります。

バージョンリリース予定
5.82021年7月
5.92021年12月

大きなメジャーアップグレードとなる6.0は2022年以降になると予想されます。

IE 11のサポート終了

WordPress 5.8でIE 11のサポートが廃止されることが発表されました。

Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザを使用することが推奨されています。

フルサイト編集が実装

フルサイト編集とは、サイトのすべてのパーツをブロックエディターで編集できる機能です。

WordPress 5.8以降、フルサイト編集に対応したテーマをインストールすることで使用できる予定です。

FLoCを無効にするか議論中

Googleが導入予定のFLoCはプライバシーの面で懸念の声が上がっています。WordPressとしてデフォルトでFLoCを無効にするか検討されています。

自分でFLoCを無効にしたい場合は下記の記事をご参考ください。

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