WordPressのフルサイト編集とは?

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WordPressに実装される予定のフルサイト編集(FSE)について解説しています。FSEに対応しているテーマの紹介や、実際にフルサイト編集を試す方法も説明しています。

フルサイト編集とは何ですか?

フルサイト編集(Full Site Editing)とは、ヘッダーやフッター・サイドバーなどサイトのすべてのパーツをブロックエディターで編集できる機能です。

Full Site Editingの頭文字をとってFSEとも呼ばれます。WordPress 5.8以降、フルサイト編集に対応したテーマをインストールすることで使用できる予定です。

フルサイト編集は、サイト運営者にとってはコードを書かなくてもWebサイトのデザインを変更できるメリットがあります。

フルサイト編集に対応したテーマ

WordPress公式テーマディレクトリで「Full Site Editing」で絞り込むと、下記の4つのテーマがフルサイト編集に対応しています。

フルサイト編集に対応したテーマ

フルサイト編集をテストする方法

WordPress 5.7でフルサイト編集を試す方法は以下の通りです。

現状、フルサイト編集は実験中の機能のため本番で運用しているサイトでは試さないでください。ローカル環境で試しましょう。

ローカル環境を用意する

ローカル環境を構築する手順を以下の記事で解説しています。Localのダウンロードからセットアップまでを説明しています。

プラグインをインストールする

フルサイト編集を試すには「Gutenberg」プラグインが必要です。

「Gutenberg」の今すぐインストールをクリックします。

Gutenbergのインストール

有効化をクリックします。

Gutenbergの有効化

テーマをインストールする

フルサイト編集に対応したテーマ「TT1 Blocks」を例に説明します。

  1. 「TT1 Blocks」で検索します。
  2. インストールをクリックします。
TT1 Blocksのインストール

有効化をクリックします。

TT1 Blocksの有効化

サイトエディター(ベータ)を開く

「Gutenberg」と「TT1 Blocks」を有効化すると管理画面のメニューにサイトエディター(ベータ)が追加されます。

フルサイト編集をするにはサイトエディター(ベータ)をクリックします。

サイトエディター

インデックスページが表示されます。

インデックスページ

インデックスページのヘッダーなどを編集することができます。

  1. リスト表示をクリックします。
  2. 編集したいエリア(例:Header)をクリックします。

画面右側でヘッダー部分が選択されました。

リスト表示

インデックスページ以外のテンプレートも編集できます。

  1. ロゴをクリックします。
  2. テンプレート(例:個別投稿)をクリックします。
テンプレートの選択

個別投稿ページが表示されました。

個別投稿ページ
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