WordPressのブロックテーマとは?おすすめのブロックテーマ7選

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WordPressのブロックテーマとは何か、機能やフォルダ構成・メリットなどを説明します。またブロックテーマの探し方からおすすめブロックテーマを7つ紹介しています。

ブロックテーマとは?

ブロックテーマとは、WordPress 5.9から導入されるフルサイト編集(FSE)に対応したブロックベースのテーマです。

コードを編集することなく、ヘッダーやフッターなど、サイトのすべてを自由にカスタマイズできます。

WordPress 5.9より前のバージョンの場合、フルサイト編集を有効にするためには、ブロックテーマとGutenbergプラグインの両方が必要です。

ブロックテーマの機能

ブロックテーマには、以下の5つの機能が含まれています。

ブロックテーマを有効にするとエディター(ベータ)という項目が表示されます。

サイトエディター

サイトのすべてのスタイル(タイポグラフィ・色・レイアウト)を設定することができます。

スタイル

ホームやアーカイブなどのテンプレートを編集または新規追加することができます。

テンプレート

ヘッダーやフッターなどのテンプレートパーツを編集または新規追加することができます。

テンプレートパーツ

クエリループやナビゲーションなど便利なテーマブロックを使用できます。

テーマブロック

ブロックテーマとクラシックテーマ

フルサイト編集に対応したテーマをブロックテーマ、従来のテーマをクラシックテーマと呼びます。

またカスタマイザーとサイトエディターの両方を機能させたり、クラシックテーマでtheme.jsonをサポートしたりといった使い方もできます。

ブロックテーマのフォルダ構成

ブロックテーマのフォルダ構成は以下のようになります(Twenty Twenty-Twoの場合)。

といった特徴があります。

twentytwentytwo/
 ├ style.css
 ├ theme.json
 ├ index.php
 ├ functions.php
 ├ templates/
 │ ├ index.html
 │ ├ single.html
  │  ├ archive.html
  │  └ ...
  │ 
 └ parts/
      ├ header.html
      ├ footer.html
      └ ...

ブロックテーマのメリット

ブロックテーマは、ページの読み込み速度(パフォーマンス)について以下のメリットがあります。

theme.jsonを使用することで、テーマで使用するCSS(スタイルシート)のコードを減らします。

ブロックごとに複数のスタイルシートを登録できるので、ページに含まれるブロックに合わせて必要なCSSを読み込みます。

ブロックテーマの探し方

WordPress公式テーマディレクトリにブロックテーマが登録されています。「フルサイト編集」でフィルターを適用するとブロックテーマを絞り込めます。

現在、35のブロックテーマが登録されています。

テーマディレクトリ

おすすめのブロックテーマ7選

Twenty Twenty-Two

Twenty Twenty-Twoは、WordPress 5.9から導入されるデフォルトテーマです。デフォルトテーマとしては最初のブロックテーマになります。

Twenty Twenty-Two

以下では、WordPress公式テーマディレクトリで有効インストール数が多いブロックテーマを紹介します。

Aino

Aino

Zoologist

Blockbaseの子テーマです。

Zoologist

Tove

Tove

Blockbase

Blockbase

エマルジョン

エマルジョン

Quadrat

Blockbaseの子テーマです。

Quadrat
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