WordPress 5.8でWebPを正式にサポート
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2021年7月にリリースされる予定のWordPress 5.8でWebPが正式にサポートされることが発表されました。WebPに対応しているブラウザやメリット、画像をWebPに変換する方法も説明しています。
WordPress 5.8からWebPに対応
WordPress.orgによると、2021年7月にリリースされる予定のWordPress 5.8からWebPをサポートすると発表しました。
JPEGやPNGと同じように、WordPressのメディアライブラリにWebPをアップロードして使用できるようになります。
WordPress 5.8では、JPEGなど他の画像形式をWebPに変換することはできません。自分でWebPを用意する必要があります。
ただ将来的にはWebPに変換できるように計画されています。
WordPress 5.8については以下の記事で詳しく紹介しています。
WordPress 5.8で何が変わるのか?新機能や変更点を紹介
WebPとは?
WebP(ウェッピー)とは、Googleが開発した新しい画像フォーマットのことです。拡張子は「webp」です。
WebPは、JPEGと同じく非可逆圧縮でありながらPNGやGIFのように背景を透過することができます。GIFのようにアニメーションも作成可能です。
画像フォーマットごとの違いは下記の通りです。
画像フォーマット | 圧縮方式 | 透過 | アニメーション |
---|---|---|---|
WebP | 非可逆圧縮 | 〇 | 〇 |
JPEG | 非可逆圧縮 | × | × |
PNG | 可逆圧縮 | 〇 | × |
GIF | 可逆圧縮 | 〇 | 〇 |
WebPに対応しているブラウザ
Can I useによると、WebPは主要なブラウザで対応しています。
- Google Chrome
- Firefox
- Microsoft Edge
- Safari
WebPのメリット
WebPのメリットとして以下の3つがあります。
ファイルサイズが小さくなる
WebPはJPEGと比較して25~34%小さくなると言われています。
ファイルサイズが小さくなることでページ表示速度の改善にもつながります。
画像の背景を透過できる
PNGやGIFのように画像の背景を透過することができます。切り抜きをしなくても使用できるので使いやすいです。
アニメーションを作成できる
GIFのようにアニメーションを作成することが可能です。以前はアニメーションと言えばGIFでしたがWebPでも可能になりました。
画像をWebPに変換する方法
Googleが公開している「Squoosh(スクワッシュ)」は、画像の圧縮やフォーマットの変換ができるWebアプリです。
Squooshにアクセスし、WebPに変換したい画像をドラッグ&ドロップします。
- WebPを選択します
- ダウンロードボタンをクリックします
変換されたWebP形式の画像ファイルがダウンロードされます。