WordPressのcurrent_user_can関数の使い方
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WordPressのcurrent_user_can関数の使い方を説明しています。指定できるパラメータや返り値、使用例も紹介しています。
current_user_can関数とは?
現在のユーザーが指定した権限を持つかどうかを返す関数です。
構文
current_user_can関数は以下のように記述します。
current_user_can( $capability, $args )
パラメータ
current_user_can関数では2つのパラメータを指定できます。
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
$capability(必須) | 権限名 |
$args | 追加のパラメータ |
$capability
権限名を指定します。必須です。
$capabilityに権限グループ(管理者/編集者/投稿者/寄稿者/購読者)を指定することもできますが、意図しない結果を返す場合があります。
$args
$post_idなど追加のパラメータを指定します。省略可能です。
返り値
現在のユーザーが指定した権限を持っている場合はtrue、持っていない場合はfalseを返します。
current_user_can関数の使い方
current_user_can関数を使用し、現在のユーザーが記事の編集権限を持つかどうかを判定する方法を解説します。
権限を指定する
current_user_can関数のパラメータとして記事の編集権限を表す「edit_posts」を指定します。
文字列なのでシングルクォーテーションでパラメータを囲みます。
current_user_can( 'edit_posts' )
IF文の条件式に指定する
IF文の条件式としてcurrent_user_can関数を指定することで現在のユーザーが権限を持っているかどうか判定することができます。
if( current_user_can( 'edit_posts' ) ){
//記事の編集権限を持つユーザーに対する処理
}
current_user_can関数の使用例
current_user_can関数の使用例をご紹介します。
管理者 判定
WordPressで現在のユーザーが管理者かどうか判定する方法
対応バージョン
WordPress 2.0.0以降
ソースコード
current_user_can関数は「wp-includes/capabilities.php」内で定義されています。